実は一番大事!育乳と姿勢の関係性とは?シーン別の正しい姿勢も紹介

スマホやパソコン作業の普及にあわせて猫背になりがちな現代人。実は、猫背は育乳に悪影響ということをご存知でしょうか。正しい姿勢でいることは育乳と密接に関係しているのです。この記事では、育乳と姿勢に良い理由と正しい姿勢をシーン別に3つのパターンに分けて解説していきます。

姿勢が育乳に良い3つの理由

姿勢と育乳にはどのような関係性があるのでしょうか。ここでは正しい姿勢が育乳に良い理由を3つ紹介します。

血行が良くなる

正しい姿勢は代謝がアップし、胸郭が開くため呼吸も深くなります。反対に、姿勢が悪いと胸周りが血行不良となり、本来バストに行くはずだった栄養や女性ホルモンが減少してしまう恐れもあるのです。姿勢を本来の位置に戻し、血行が良くなることで乳腺が発達しバストの成長へとつながります。

バストの型崩れを防ぐ

猫背になると自然と胸が下向きになりますよね。この状態が続くと重力によってどんどん垂れてしまったり、バストを支えるクーパー靭帯がたるんだり切れてしまう原因にもつながります。つまり、正しい姿勢をキープすることでバストの型崩れを防げるいえるのです。また、下向き姿勢の猫背はバストだけでなくフェイスラインのシワ・たるみの原因にもなるので気をつけましょう。

大胸筋を鍛える

バストを支える重要な筋肉が大胸筋です。大胸筋は、姿勢が悪い状態ではほとんど使われない筋肉。そのため、姿勢が悪い状態が続くとバストが垂れてしまう原因になります。反対に、正しい姿勢は大胸筋を鍛えるので、結果的にボリュームのある胸をキープするのです。

【シーン別】正しい姿勢のポイント

姿勢が育乳に良いということが分かりました。それでは、どのような姿勢が正しい姿勢なのでしょうか。ここでは、3つのシーンごとにみていきましょう。

歩く時の姿勢

正しく歩くためには、まず正しい立ち方を意識しましょう。立ち方のポイントとしては次のとおりです。

  • 両足に均等に体重をかけて背筋をピンと伸ばす
  • 下腹に力を入れて、肛門を締めて立つ
  • あごを引きまっすぐ前を見る

この正しい立ち方をキープしつつ、歩く練習をしていきます。背筋ばかりに気を取られると反り腰のようになってしまう場合があるので、下腹に力を入れることも忘れずにしましょう。

そして、次は歩き方です。歩いているときに特に気をつけたいのは足裏の重心移動。具体的に言うと、かかとから着地した後、足裏を小指の付け根→親指の付け根→親指の順で移動していくのです。その他、歩き方で気をつけたいポイントとしては3つあります。

  • 腕:肩の力を抜き足の動きに合わせてリズミカルに腕を振る
  • 体:背筋を伸ばし、胸を張る。上から引っ張られているようなイメージ
  • 骨盤:前後に揺れないよう正面を向く

(参考: 広島県国民健康保険団体連合会 )

なお、歩き方は自分でも気づかない癖があることが多いので、気になる方は一度普段の歩き方の動画撮って確認するかまたは家族・友人などにチェックしてもらうのがおすすめです。

座る時の姿勢

椅子やソファの背もたれによっかかっていたり、足を組んで座っている方を多く見かけますが、これは育乳には向いていない姿勢です。座っている時の姿勢で気をつけるポイントは「骨盤を立てて座る」という点。骨盤を地面に対して水平にし、両方のかかとを床につけて座ると自然と背筋が伸びていきます。

この姿勢は、腹筋を使うため最初は少し辛いかもしれませんが、徐々に慣れていきます。肩こりや腰痛などの改善も期待できますよ。また、スマホを見るときは目線を下げずにスマホを目線の高さに上げて使いましょう。背中を丸めて下向きの姿勢を続けると育乳にはもちろん良くないですし、二重あごやたるみ老け顔の原因にもつながります。

寝る時の体勢

就寝時は、極力「仰向け」で寝るのがベスト。重力の影響を一番受けにくいからです。反対に「うつぶせ寝」はバストを押しつぶして、お肉が背中に流されてしまうため、やめたほうがいいでしょう。もし、仰向けでは寝られないという方は、胸を本来の位置へと促し型崩れを防ぐ就寝用のブラジャー(ナイトブラ)を試してみてください。

姿勢は育乳にもつながる。正しい姿勢で生活しよう

正しい姿勢をすると、血行が良くなり大胸筋が鍛えられバストアップ効果も期待できるようになります。反対に、姿勢が悪いと胸だけでなく肩こり腰痛などのさまざまな不調の原因となってしまいます。腹筋と背筋を使うので慣れないうちはきついかもしれませんが、徐々に筋肉がついて慣れてきます。まずは1週間、正しい姿勢を意識してみてくださいね。