バストに谷間ができないと悩む女性は多いもの。そして、その原因がバストのボリュームが足りないだけと思い込んでいる女性も少なくありません。実はバストに谷間ができない原因は胸自体以外にブラジャーの選び方や着け方にもあり、原因に沿った対処をすることで谷間を作れる可能性があります。そこで今回はバストに谷間ができない原因や対処方法をご紹介します。
バストに谷間ができない原因とは?
バストに谷間ができない原因は、ボリューム不足だけではありません。その他の主な3つの原因について見てみましょう。
左右のバストが離れている
バストのボリュームがあっても谷間ができないという場合は、左右のバストが離れていることが考えられます。バストが離れる原因はいくつかあります。まず、日本人の平坦な胴体は丸型の欧米人の身体と比べてバストが離れやすい傾向にあります。また、猫背気味の人もバストを支える大胸筋が衰えて胸の脂肪が流れて左右のバストが離れてしまうことがあるので、普段から背中を丸めやすい人は注意しましょう。
ブラのサイズ・形状がバストに合っていない
谷間ができない原因には、ブラが身体やバストの状態に合っていないことも挙げられます。実は、女性の多くが自身の本来のバストサイズより小さめのブラを着けていると言われています。サイズが小さいブラを着けていると、胸を潰してしまい、谷間ができにくくなります。サイズが合っていないブラを着け続けるバストの組織も壊してしまうため、ボリュームダウンにつながることもあるので注意が必要です。
また、カップ数やサイズはあっていても谷間ができないのであれば、ブラの形状がバストの状態にマッチしていないことも考えられます。例えばバストが下垂気味の場合はバストをしっかりとホールドしてバストアップするものを、バストが離れ気味であるなら、左右を支えて中心に寄せるものなど、悩みに沿った機能がついたブラを選ぶことが大切です。
バストのサイズや形状は生活習慣や加齢などによって変化していくものなので、半年に1回程度はサイズの測り直しと状態のチェックを行い、その時の自身に合ったブラを選ぶようにしましょう。
ブラを誤った方法で着けている
ブラを誤った着け方をしていると、バストの脂肪を集めきれないため谷間ができにくくなります。そのような場合は、ブラの着け方を正しく直すだけで自然に谷間ができる場合があります。ブラを正しく着けられているか分からないという人は、以下の正しい着け方をしてチェックしてみてください。
- ストラップを肩にかけてから90度の角度でお辞儀の姿勢をとる
- ワイヤーをバストとお腹の境目であるバージスラインに合わせてホックを留めて身体を起こす
- 右手でわき側のワイヤーの端を持ち、左手をできるだけ背中に回し、肉を集めてカップに入れる。左側も同様に肉を入れ込む
- ストラップを指一本が軽く入る程度の長さに調整する
- 鏡でチェックしながらブラのアンダー部分が床と水平になるように整える
谷間を作りやすくするバストの育て方
谷間の出来具合はブラジャーの機能や着け方で大きく左右されますが、普段から谷間を作りやすいバストを育てることも大切です。普段から行いたい2つのバストケアを見てみましょう。
ナイトブラを使う
就寝中の胸は横に流れたり寝がえりで揺れたりと、ダメージを受けがちです。これらのダメージが蓄積されると、バストが離れたり下垂気味になったりとバストラインが崩れがちに。夜寝る際は、ナイトブラで胸への負担を減らすようにしましょう。
エクササイズでバストトレーニングをする
バストは胸の奥にある大胸筋と小胸筋で支えらえています。エクササイズでこれらの筋肉を鍛えて、しっかりとしたバストの土台を作ることでバストアップが期待できます。以下で簡単にできるエクササイズをご紹介します。効果が実感できるまでの時間には個人差がありますが、2週間程度続けることをおすすめします。
- 両手を背中の後ろで組んで、肩甲骨をくっつけるイメージでひじを伸ばす
- 肩を後ろに8回程度ゆっくりと回す
- 1.2.を1セットとして、1回あたり2セット行う
ブラジャーで谷間を作るには普段からのケアが重要
谷間ができないという女性の多くは「バストにボリュームがないから・・・」と諦めがち。しかし自分の胸にフィットするブラジャーをきちんと選び、正しい着け方をすることでボリュームが少ないバストでも谷間は作ることができます。
また、ナイトブラで就寝中もケアしたり、バストトレーニングをしたりと普段からバストケアをしっかり行い、バストを育てることも大切です。ぜひ、今回の内容を参考に美しい谷間を作るためのバストケアを始めてみてくださいね。