30代から行いたい育乳方法。意識すること、変えたい習慣

「30歳を過ぎてから胸がしぼんできた、バストの位置が下がってきた」など、30代になってからバストに関する悩みを持ち始める女性が多くいます。その原因は、20代半ばをピークに減少していく女性ホルモン。この記事では、30代からの育乳ケア方法や女性ホルモンを整えるために気をつけたい生活習慣を紹介します。

30代から起こる体の変化

30代からの体の変化で特に挙げられるのは、女性ホルモンの減少です。女性ホルモンはバストアップに必要な乳腺の発達に必要なものですが、20代半ばをピークに分泌量が徐々に減少していきます。そのため、30代以降になるとバストが前よりしぼんでみえる・垂れるなどの悩みが増えてきます。また、加齢とともにお肌の水分量や筋肉量が低下することも大きく関係しています。

30代からの育乳で意識すべき3つのこと

女性ホルモンが減少し始める30代からの育乳は、これまで以上のケアが必要となってきます。具体的にどのような対策が必要なのでしょうか。特に意識したい習慣を3つ紹介します。

自律神経を整える

バストを保つためにも重要な女性ホルモンの減少を少しでも抑えるには、自律神経を整え心身ともに健康的になることが重要です。では、具体的にどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。大きく3つにわけて紹介します。

  • バランスの取れた規則正しい食事を摂る
  • 趣味や楽しみを見つけてストレスを溜めすぎない
  • 質の良い睡眠をとる

これらを見て「健康に良いことは分かっているけど、育児や仕事で忙しくなかなか難しい」と思う方も多いかもしれません。ただ、毎日ではなく週に数回変えるだけでも体調が変化することもあるので、少しずつでも変えていきたいですね。40代に向けて徐々にシフトできるようにしていきましょう。

自分に合ったブラジャー選びをする

ブラジャーは必ず体にフィットしているものを着用しましょう。きつすぎるブラジャーは血行不良の原因になりますし、ゆるすぎるブラジャーはお肉が脇や背中に流れてしまいます。購入時には、採寸や試着を忘れずにするといいでしょう。また、就寝時には、ナイトブラを着用すると型崩れを防げるのでおすすめです。

胸まわりの大胸筋を鍛える

バストを支える大胸筋を鍛えることで、クーパー靭帯が伸びてしまうのを守り、バストの下垂を防ぎます。また、適度な運動は自律神経を整えるためにも必要ですのでぜひ取り入れたい習慣ですね。運動が苦手という方には「合掌ポーズ」のストレッチや「膝をついたままで行う腕立て伏せ」がおすすめです。

これだけはやめたい3つの習慣

バストアップや自律神経を整えるために30代の今から見直していきたい習慣を3つ紹介します。

猫背でいること

下向き姿勢の猫背でいると必然的にバストも下向きに垂れやすくなります。さらに、バストだけでなくフェイスラインのシワ・たるみの原因となったり、見た目も疲れたようにみえてしまったりといった老け見えのデメリットも……。30代の今のうちから姿勢を正すことをおすすめします。

体を冷やすこと

体の冷えは女性ホルモンの大敵。バスト以外でもさまざまな不調を引き起こす原因となってしまいます。適切な体温を保ち、血液やリンパの流れを良くすると、乳腺にも必要な栄養素が運ばれやすくなり、バストに脂肪が付きやすくなるからです。日頃から体を冷やす食べ物や飲み物の摂りすぎに注意し、入浴で体を温めるようにしましょう

インスタント食品やカフェインの摂り過ぎ

添加物の多いジャンクフードやコンビニ食、インスタント食品の摂りすぎには注意しましょう。添加物には体に必要なミネラルを奪って女性ホルモンの分泌を抑える働きがあるからです。

また、冷たい飲み物やカフェインも体を冷やし自律神経の乱れを引き起こす原因となってしまいます。全てをなくすのは難しいかもしれませんが、30代からはなるべく栄養バランスを考えた食事を意識し、自律神経を整えてあげることが大切です。

30代からの育乳は日々の生活習慣から意識して変えよう

30代からは女性ホルモンの分泌を整えるために、意識して生活習慣を整える必要があります。特に実践しやすいのは食生活の見直しです。バランスの良い食事を摂ることを心がけていきましょう。