30代のブラジャーの選び方とは?年代に合わせた悩みの解消方法も

女性の30代はライフスタイルや身体の状態など、心身共に大きな変化が起きやすい時期。それはバストラインも例外ではなく、とある調査では30代にバストに変化があったと感じた人は7割以上という結果もあります。そのため、20代以前までと同じ感覚でブラを選ぶと違和感を感じることも。そこで今回は30代のバストの悩み別にブラを選ぶ際のポイントを解説します。

30代はバストシルエットのターニングポイント

バストシルエットの変化は10代の後半から始まり、30代には特に大きな変化が現れると言われています。そのため、30代に入ってから「バストトップの位置が変わった」「バストの形が変わった」と感じる人は多いもの。その一方で、新しいブラジャーを購入する際、20代までの基準で選ぶ人も少なくありません。

しかし、20代と30代ではバストラインは変化しているので、20代の基準のままでブラを選ぶと身体に合わない可能性が高くなります。そして、合わないブラをそのまま着け続けていると、バストラインが崩れる原因となってしまうので注意が必要です。そのため、30代に入ったらブラを選ぶ際は今までとは異なるポイントに注意するべきと気に留めておきましょう。

30代のブラジャーの選び方

30代がブラジャーを選ぶ際、気を付けるべきポイントはバストの悩みによって異なります。ここでは、主な3つの悩み別にブラの選び方を解説します。

バストが下がり気味

30代はバストの乳腺と脂肪のバランスが大きく変化する時期です。20代まではバストの大部分を乳腺が占めていますが、30代に入るとホルモンバランスが変わり、脂肪が増えます。脂肪は非常に柔らかいため、重力によって下垂が始まってくるのです。

また、クーパー靭帯が伸びたり切れたりすることも下垂の原因のひとつです。クーパー靭帯は胸の形を維持する働きをしますが、長年バストの揺れなどの衝撃が与えられることで次第に伸び、さらにクーパー靭帯を構成するコラーゲンが加齢によって減少することで最終的には切れてしまうのです。

バストの下垂が気になる場合は、カップの中央下部分に樹脂のフレームが入っているものなど、バストをしっかり支えてバストアップするタイプのブラがおすすめです。この時、バストの形にフィットするかどうかもチェックしましょう。

カップが浮きやすい

以前と同じサイズのブラなのに、30代に入ったらカップ部分がパカパカして隙間ができやすくなったと悩む女性も多くいます。これは、バストの脂肪が下がり、全体が下垂気味になることで上胸のボリュームが落ちてしまうことが原因です。

カップが浮いたり、バストのボリューム不足が気になったりする場合は、カップに厚みのあるものやパッドでボリュームを出せるブラを選ぶと良いでしょう。また、ストラップやベルト部分がしっかりとしていて、バストの左右をしっかりと支えて谷間部分にボリュームを出せるものもおすすめです。

カップ・ストラップのズレ

動いているうちにカップがズレたりストラップが落ちてきたりする場合は、バストの状態が変化して、ブラのサイズや形が身体に合っていない可能性があります。サイズが合っていないブラをそのまま着け続けるとバストに悪影響を及ぼし、下垂やボリュームダウンにつながってしまいます。早めにサイズを測り直して身体にあったブラに買い替えましょう。

30代からはバストの状態に合わせたブラジャーを選ぼう

30代のバストは、乳腺と脂肪のバランスが変わり形や状態に変化が表れやすい時期です。そのため、ブラジャーの選び方も20代の頃とは異なります。30代に入ったら、自分にフィットするブラを選び直す機会と考え、今のバストに合うブラを着けるようにしましょう。